十和田湖のワカサギ

十和田湖の青森県と秋田県の県境の小さな川(神田川)を覗いたら沢山の魚影が。
あっ、ワカサギが泳いでいる!
「十和田湖」
■十和田湖とは?■
大部分を原生林に囲まれた自然美溢れる十和田湖は約20万年前からの火山活動でできた
周囲長46kmで全国12位、深さ327mで全国3位のカルデラ湖です。 二重のカルデラ湖として
は世界一の規模なんだそうです。
光の加減によってコバルトブルーやエメラルドクリーンなど神秘的な色をしていることでも知ら
れています。
→十和田湖ブルーな風景
→十和田湖が決壊して奥入瀬渓流が出来たそうです
■十和田湖のワカサギ■
十和田湖から唯一流れ出ている奥入瀬渓流には銚子の滝という大きな滝があり、魚類の
遡上を妨げていて何万年も魚が一匹もいない状態だったそうですが、今ではサクラマス・
ヒメマス・コイ・ギンブナ・わかさぎ・イワナなどが放流され、沢山の魚が見られるそうです。
戦前から放流記録はあったそうですがなかなか根付かず、十和田湖でワカサギが頻繁に
みられるようになったのは1982年くらいからなんだそうです。

↑見えますか?ワカサギがいっぱい泳いでマス。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)
■産卵時期■
ワカサギの産卵時期は全国的には春前と言われていますが、十和田湖のワカサギは
GWくらいから初夏が産卵時期で、この時期になると浅瀬の岸辺や小川に集まってくるん
だそうです。 注意深く見ると湖面にも沢山のワカサギが!
■まとめ■
ワカサギというと冬場寒い時期に氷に穴を開けて釣り、はじめて観ることのできる魚。
それが、網ですくえば採れちゃいそうな場所に沢山泳いでいる様はちょっと衝撃的でした。
近くで地元の方か何人か観ていたのですが、全く動じず。 豊かだなぁ、青森。

↑ほとんどが原生林に囲まれた美しい湖です。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)
【メモ】
十和田湖 神田川 両国橋
住所:青森県鹿角郡十和田市
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