折れたマザーツリー

↑津軽峠にあります。(EOS_5DMark4+SIGMA35mmF1.4DG_Art)
二年前の2018年、白神ラインのシンボル的存在の大きなブナの木が台風の影響で折れてしま
ったそうです。 近くまで行ったのでその様を観に行ってきました。
「マザーツリー」
■白神ラインのシンボル■
この「マザーツリー」は先日、紹介した白神ラインの中間地点「津軽峠(バス停)」の近くにある
高さ30m、幹回り4.65m、樹齢400年以上と言われているブナの巨木です。
老木ながら立派な幹、力強い枝ぶり、気品のある立ち姿(笑)は白神山地・白神ラインのシン
ボル的存在となっていて、白神ライン・バス停からアクセスしやすいこともあり、人気の観光ス
ポットになっていました。
→白神山地ってこんなところ

↑車を停めてから300m弱で出会えます。(EOS_5DMark4+SIGMA35mmF1.4DG_Art)
■台風で折れてしまった■
その「マザーツリー」が、2018年9月5日未明にかけて青森県に上陸した台風21号の強風に
よって地上9mのところから折れたという衝撃的な事がおきました。 当時は大騒ぎになって、
新聞やメディアで知った方も多いのではないでしょうか。
→「マザーツリー」との初めての出会いは2006年
■観に行ける■
マザーツリーは折れてしまいましたが、現在マザーツリーまでの遊歩道・散策路は閉鎖され
ずに解放されていて、観に行くことができます。
折れてしまった幹や枝は自然推移の観察目的でそのままの状態としているとのことで、周辺
にはロープが張られて立入禁止措置が取られており、少し離れたところからの観察となります。
ご注意ください。

↑こんなところを進んでいきます。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)

↑見えた!(EOS_5DMark4+EF100mmF2.8L_Macro_IS)
■まとめ■
自然に起きたことですから何言ってもしょうがないのですが、やっぱり寂しいですね。
寂しいけど、その後の調査で、若い芽が芽吹いているそうです。 折れてもなお生きている。
自然ってすごいな。
→南八甲田にある蔦の七沼の一つ「赤沼の倒木」も崩壊してしまいました
→奥入瀬渓渓流近くの山の中に日本一のブナの木「森の神」があります

↑また来るよぉ。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)
【メモ】
マザーツリー
住所:青森県中津軽郡西目屋村 津軽峠
連絡先:0172-85-3021(アクアグリーンビレッジANMON)
観察時間:24時間
料金:無料
駐車場:無料多数
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