青い森の豆まき事情

↑今年も青森で節分だ(EOS_5DMark4+EF35mmF2_IS)
今年(2021年)は2月3日が立春なため、明日(2月2日)が節分ですね。
なんと、124年(1897年(明治30年))ぶりなんだとか。
スーパーなどでは節分の豆が売られていますが、青森県の売り場には落花生ばかりが売られて
います。 こちらでは当たり前の風景、何年かこの時期に青森県で生活していますが、神奈川県
生まれの私は毎年びっくりしちゃいます。
「青森県は節分に落花生をまく」 (インターネットリサーチ)
■青森県では落花生をまく?■
前回(2000年頃)青森県に単身赴任したときに「サザエさんで節分にまいているあの丸いものは
何?」って聞かれたことがありました。「大豆じゃん」って言う私にキョトン顔。。。こちら青森県では
昔から節分に大豆ではなく、「殻付きの落花生」をまく習慣があるそうです。
→2006年に衝撃の事実を知る
→お店で豆まき、やっぱり落花生
■全国的にも落花生まいてます■
あるアンケートでは、青森県では100%、秋田県・岩手県・宮城県などではほぼ9割、その他、九州
地方や和歌山県でも「殻付きの落花生」をまく習慣があるようです。青森に来るまでその存在を全く
知りませんでしたが、 全国的には3割ほどの地域が落花生をまいているだそうです。
(Jタウンネット青森県2015年)

↑さぁ、今年も落花生で豆まきだ!(EOS_5DMark4+EF100mmF2.8L_Macro_IS)
■合理的■
はっきりした歴史や経緯はわからないそうですが、雪の降る地域では「見つけやすい・拾いやすい」
他の地域では「衛生的・特産」という考えがあるようです。
確かに合理的ですよね。 今年の節分も単身赴任の部屋では殻付き落花生で「鬼は外、福は内!」
やりたいと思います。
スポンサーリンク
コメント