陸奥湊駅前の市場取り壊し

↑この姿が見られるのもあと少し。(EOS_5DMark4+SIGMA35mmF1.4DG_Art)
5月に取り壊される予定の八戸市JR陸奥湊駅前にある市場内の食堂で朝ごはんを食べてきま
した。
「八戸市営魚菜小売市場 朝めし処魚菜」 (食べログ)
■陸奥湊駅前の市場食堂■
八戸市を代表する市場の一つJR陸奥湊駅(むつみなとえき)の目の前にある「八戸市営魚菜
小売市場」では、毎朝、日の出前からイサバのかっちゃ(市場のお母さん)が、お刺身・焼き物・
惣菜・加工品などを売っています。 業者の方だけでなく一般人向けにも売られていて、スーパ
ーのように小分けのパック売りをしているのが特徴です。

↑この雰囲気が良いよね。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)
■市場の最奥に食堂があります■
その「八戸市営魚菜小売市場」の最奥に「朝めし処魚菜」という食事処があり、ご飯とおみそ汁、
焼き物などが売られているのですが、市場と連動していて市場で買ってきたパック売りのお刺身や
総菜などを並べて一緒に食べることが出来る食堂となっています。

↑ここが「朝めし処魚菜」のカウンター(EOS_5DMark4+SIGMA35mmF1.4DG_Art)

↑食べ方の説明(EOS_5DMark4+SIGMA35mmF1.4DG_Art)
→前回は瓶いくらを全投入のゴージャスいくら丼をたべました
■今回は鯖の塩焼き■
いつもならお刺身パックを並べて食べるのですが、今回は「八戸銀サバ塩焼き」そして「ほたての
味噌汁」をチョイス。
サバはどどーんと半身。 ホクホクで塩気もあって何も付けずともイイ感じ。 お味噌汁はプリプリの
ホタテの稚貝が入っていて絶品! サバが大きすぎてご飯が足りない。。。(笑)
これでご飯を合わせて800円なのですからお得すぎです。 大満足の朝ごはんになりました。

↑今回はこんな感じ。(EOS_5DMark4+SIGMA35mmF1.4DG_Art)
→前々回はパック売りのお刺身を載せて幸せ丼を作りました
■まもなく取り壊し■
この「八戸市営魚菜小売市場」ですが、建て替え計画があるそうで、まもなく取り壊されてしまう
予定だそうです。
コンクリートの床に裸電球に照らされた市場内で威勢の良いイサバのかっちゃが笑う姿はノスタル
ジーで素晴らしい空気感だったのですが、とっても残念です。

↑美味しいよぉ!(EOS_5DMark4+SIGMA35mmF1.4DG_Art)
■まとめ■
この素敵な雰囲気が楽しめるのもあと少し。 日曜日はお休み、平日・土曜日は日の出から10時頃
までの営業です。昭和遺産、なくなる前に是非!

↑2階 ここもあと少しでなくなってしまう。。。(EOS_5DMark4+SIGMA35mmF1.4DG_Art)
【メモ】
朝めし処魚菜
住所:青森県八戸市大字湊町字久保38-1
電話番号:0178-33-6151
営業時間:5:00~10:00くらい
お休み:日曜日
駐車場:近くの有料駐車場(無料なし)
*文中の価格は訪問当時のものです。最新情報は現地で確認ください。
魚菜小売市場 (魚介・海鮮料理 / 陸奥湊駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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コメント
・・・絶句・・・。
いやもう何か書かずにいられない程「寝耳に熱湯」な
ホッテストニュース。無くなっちゃうのか、あの市場。
全く以て筆者さん仰せの通り、書いて字の如き八戸に
於ける「早起きは三文の得」象徴なアイコンなのに。
早朝の新鮮な潮風に満ちた情緒共々、訪れる旅人へ
「この建屋なら間違いない」と確信させ得るだけの
説得力や迫力を宿していた、風味豊かな建物なのに。
コロナ禍で県境を跨げない世情でさえ無かったならば
今すぐ感謝と惜辞の言葉を掛けに駆け付けたかった。
せめてどうかリニューアルと成った暁にも、決して
「地場ゆえの飾らない独特なヒトの温もり」という
かけがえのない財産が失われる事の無いよう、ただ
祈るばかりな隣県民でありますよ・・・(切実)。
2021-04-10 20:51 狐ヶ丘 紺之介 URL 編集
1207Blue
老朽化とはいえ、雰囲気のある施設が取り壊されてしまうのは寂しいですよね。最後にもう一回と思いましたが、叶いそうにありません。
おっしゃるように新しい施設になっても人のつながりが感じられる楽しい雰囲気となると良いですね。
2021-04-15 06:44 狐ヶ丘 紺之介さま URL 編集