カルコのしゃこちゃん

↑施設外観。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)
木造町にしゃこちゃんを観に行ってきました。
→木造町まとめ
「つがる市縄文住居展示史料館」

↑シャコちゃんコレクション(EOS_5DMark4+EF35mmF2_IS)
■遮光器土偶■
日本の土器と言えば、これ!とうくらい有名な「遮光器土偶」
大きな目とそれと対照的に小さな鼻と口、両肩が張り出ていてクビレのある腰と短い手足が
特徴の縄文時代の人型の土偶です。 その奇怪な姿からSF作家や古代研究科の中には
「宇宙人を模したものだ」なんて説もあったりしますよね。

↑実物大のレプリカが展示されています。(EOS_5DMark4+EF35mmF2_IS)
■木造町で発掘された■
「遮光器土偶」は東北地方の各地で発掘されているそうですが、1887年つがる市木造館岡に
ある「亀ヶ岡遺跡」で出土した遮光器土偶(高さ約34.2cm)は、文様の細かさなどが優れて
いると国の重要文化財に指定されました。 教科書に載っているのは、この青森の亀ヶ岡
遺跡の遮光器土偶なんですヨ。

↑沢山展示されていました。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)
■木造町で崇拝される■
そんな「遮光器土偶」を木造町では「しゃこちゃん」と呼び、温泉や施設、駅舎などに名称や
イラストを使用するなどして親しんでいます。 木造の町を走ると「しゃこちゃん」の文字と
イラストばっかり。(笑)

↑これがその遮光器土偶(レプリカ)(EOS_5DMark4+EF35mmF2_IS)
■通称「カルコ」■
そんな町のアイドル「遮光器土偶」ですが、現在は「東京国立博物館」に保管されていて、
つがる市木造町にはありません。 とっても残念なのですが、レプリカは「つがる市縄文所
展示史料館(通称カルコ(Kamegaoka archaeololgy -coolections))に展示されています。
カルコの1階の片隅にひっそりと展示されている「遮光器土偶(レプリカ)」
とても精巧な作りで見入ってしまいましたヨ。
カルコはとても小さな展示施設ですが、このほかにも復元された縄文時代竪穴建物、つがる
市内や青森県内の遺跡から出土した土器・石器などが展示されていて楽しかったです。
→「東京国立博物館」近くの「国立科学博物館」も面白い!

↑ほかの展示も見ごたえあり。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)
■まとめ■
国の重要文化財、教科書にも載っている「遮光器土偶」が青森県に居ないのはとても残念ですが、
それだけ重要で、貴重な土偶が青森県から出土したというのは嬉しいですよね。
カルコ館内は写真撮影OK!(フラッシュは禁止)でSNSへのアップは大歓迎とのことでした。
館内は密になる感じでは全くなかったので(苦笑)お近くまで行かれましたら是非お立ち寄りください。

↑ジャンジャンSNSにUPしてくださいとのこと。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)
【メモ】
つがる市縄文住居展示史料館
住所:青森県つがる市木造若緑59-1
電話番号:0173-42-6490
営業時間:9:00~16:00
入館料:200円(一般)
お休み:開館カレンダーによる
駐車場:無料多数
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