ヤマセの上

↑低い雲が立ち込めてます。(EOS_R6+RF24-105mmF4L_IS)
先日、三沢空港発着のJAL便に搭乗した時にヤマセに遭遇しました。その際に面白い写真が
撮れたので紹介します。
「JAL 羽田空港→三沢空港便」
■ヤマセとは?■
ヤマセ(山背)とは、北日本の太平洋側で初夏から夏にみられる自然現象で、冷たく湿った偏東
風のことをいいます。 寒流の親潮の影響で寒い風が吹き、下層雲や霧を伴うことが多いです。
ヤマセが吹くと、とたんに暗くなって寒くなりますよね。
■その一:三沢空港着陸時■
はじめは東京羽田空港発 三沢空港着のJAL便に搭乗した時に窓の外に見えたヤマセ。
この日は階上市付近上空から太平洋に出て、三沢漁港近くから着陸するというルートで飛行した
のですが、八戸市付近は晴天だったのに、三沢市近辺だけ低い雲が立ち込めているという状態。
ヤマセを上空から観たのは初めてだったので、ちょっと感動しちゃいました。
搭乗していたJAL便は一度着陸態勢に入ったのですが、滑走路手前で上昇。「視界不良」という
ことで、30分上空旋回して天候が好転したので着陸することができました。

↑なんかすごい。(EOS_R6+RF24-105mmF4L_IS)
■その二:三沢空港離陸時■
二つ目は、三沢空港から離陸直後に見えたヤマセ。 三沢空港は晴天青空が見えていたのにわず
か5kmほど離れた太平洋岸にはヤマセの低い雲が立ち込めていました。ヤマセとそうでないところの
境界がくっきり見えたのが驚きでした。

↑真ん中に見えているのが三沢空港(EOS_R6+RF24-105mmF4L_IS)
■だから飛行機の席は窓側が好き■
こんな素敵な自然現象が観られるんですもの、飛行機の窓側の席はやめられない。普段は地上から
観ている山々や街並みが上空から見えるとテンションが上がってしまいますよね。
■写真撮りまくり■
2014年9月1日の航空法改正で機内での電子機器の利用が随分と変わって離陸から着陸まで
デジカメが使えるようになったので、毎回、窓にへばり付き写真撮りまくりです。当初はCAさんに
「良い写真撮れましたか?」って言われるたびに赤面していましたが、最近は慣れました。(苦笑)
■まとめ■
地上で見るとただ寒い霧の「ヤマセ」ですが、上空から観ると美しいことが知れたことは、新しい発見
でした。 これだから飛行機の窓側はやめられない。
→飛行機の窓の外(蒼い海BLOG編)
→飛行機の窓の外(青い森BLOG編)
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