八甲田冬景色2022師走

↑酸ヶ湯温泉が近いのにアスファルトが見えてる?! EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
(昨日(12/14)からの最強寒波の到来でやっと冬らしくなってきましたが) 例年であれば里にも
山にも雪が降り、根雪となってもいい時期なのにあまり雪が降りません。
今年の冬はなんかおかしい。
アメダス設置地域で日本一の積雪となる八甲田山の酸ヶ湯温泉へ様子を観に行ってきました。
「青森県道40号線(青森田代十和田線)」

↑八甲田山頂はそれなりに雪はありそう。( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
→秋の「八甲田ロープウェー山頂公園駅 」
■八甲田山周りの冬の道路事情(南部→津軽)■
日中 十和田市(南部地方)から「 酸ヶ湯温泉 」へ向かおうとした場合、 八甲田山 南側を走る
国道103号線を通るルートが45kmほどと最短距離なのですが、冬季は閉鎖となるため利用
できません。
八甲田山ルートで唯一開通している 県道40号線(国道394号線一部利用) は八甲田山北側を
通るルートで国道103号線をよりも15kmほど長い距離を走ることになります。

↑駐車場の車( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
この県道40号線は道路状況が悪化することがしばしばまた夜間は閉鎖となるので市街地を走る
国道7号線 (青森市街を経由)を走るのが一番安全なのですが、40kmほど多く走ることとなり
かなり遠回りになります。
< 十和田市中心地 から 酸ヶ湯温泉 まで抜けるルート>
(1) 国道103号線 (八甲田十和田ゴールドライン)で向かう場合<冬季閉鎖>:約45km
(2) 国道7号線 (青森市街を経由)で向かう場合<冬季走行可能 安全>:約90km
(3) 県道40号線 (八甲田北を迂回)で向かう場合<冬季走行可能 大危険>:約60km

↑山頂へと向かう八甲田ロープウェー( EOS_R6 + EF70-200mmF2.8L_ISⅡ )
■ 県道40号が冬季八甲田を超える唯一の道路 ■
八甲田山の南側を通る 国道103号線 その山頂部、谷地温泉から酸ヶ湯・八甲田ホテルまでの
8kmは「 八甲田・十和田ゴールドライン 」と呼ばれる山岳道で、初夏から秋スバラシイ自然美を
見せる絶景観光ルートです。
南部地方から津軽方面へ向かうための主要道路となっているのでよく利用するのですが、豪雪
エリアであるため例年4月1日まで冬季閉鎖となります。
→春先開通した「八甲田・十和田ゴールドライン」の雪の回廊
青森県 青森市 奥野から 十和田市 三本木をつなぐ「 青森県道40号 青森田代十和田線 」は、
その「八甲田・十和田ゴールドライン」から分岐する八甲田の北側を通る道で、冬場八甲田を
超えて南部地方から津軽方面へ向かうための唯一の道路となっています。
(国道103号線→国道394号線→県道40号線→国道103号線)

↑路面に雪はないけど凍っているんです。( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
■雪の壁がみられる■
この県道40号線は、八甲田雪中行軍遭難事件で遭難した連隊が通過した道としても有名と
なるなど雪深い場所なので、道路の脇には「雪の壁」そして、天候が良い時には木々に積もる姿、
また、八甲田の樹氷群が観られるなど、青森の冬景色を楽しめるスポットにもなっています。

↑酸ヶ湯駐車場から観る冬の八甲田登山口( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
→酸ヶ湯駐車場から観る秋の八甲田登山口
■まとめ■
やはり雪が少ない! なんかおかしい、今年の冬。
でも、これから年末年始に向け寒さが本格化すると本来の雪景色になると思います。
晴れた日にまたドライブへ行きたいな。
→八甲田ロープウェーに乗って山頂の樹氷を観に行こう!
【メモ】
青森県道40号線(青森田代十和田線)
場所:東八甲田 雪みち避難所 (青森県青森県青森市駒込)
冬季閉鎖期間:なし(ただし悪天の場合は通行止め有)
走行可能時間:青森市萱野茶屋―青森市田代十文字は3月中旬まで18時-7時30分通行止
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コメント
No title
↑このルートは冬季通行止めでは
2022-12-15 09:36 浜風 URL 編集