-4℃の中、冷水に入る祭

↑たくさんの見物客!( EOS_R6 + RF14-35mmF4L_IS )
旧正月となる1月22日、弘前市鬼沢地区で行われた裸参りを観に行ってきました。
感動しちゃって写真が多めですみません。
「鬼神社ハダカ参り」 (おにざわのはだかまいり)
■内容■
旧正月(2023年は1月22日)に弘前市の 鬼神社 ( おにじんじゃ )で行われるこの祭り、ふんどし
姿で氷の張った大だるに入り身を清める「 水垢離の儀 」を行ったあと、五穀豊穣や家内安全を
願い、しめ縄を担ぎ町内を練り歩くという400年続く真冬の青森県津軽地方で行われる伝統行事
です。 行事は以下のような流れで行われました。

↑20人ほどの男衆が参加していました。( EOS_R6 + EF70-200mmF2.8L_ISⅡ )

↑水垢離の儀始まりました。( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
・弘前市長の挨拶
・水垢離の儀 開始(9:00)
・水垢離の儀 終了(9:20)
・清めた大桶の水抜く(9:30)
・お供え物を本堂から搬出(9:40)
・参加者記念撮影
・出発(10:00)
・身を清めた男衆が鬼神社を出発し、地区内をねり歩く

↑寒いという言葉では表せないくらい( EOS_R6 + EF70-200mmF2.8L_ISⅡ )
■想像していた以上の迫力■
当日は小雪が舞い気温は-4℃! 氷の浮いた樽の中に入り何度も身体を清める男衆、新聞や
テレビでは説明していませんでしたが身体を清めるために冷水の樽に7度ほども出たり入ったりを
繰り返していました。 その間、時間にして約20分! 藁焼きで暖を取れるのはほんの一瞬で時間
の大部分を冷水に入ったふんどし一丁で耐えておられました。 凄すぎる。。。

↑氷水です( EOS_R6 + EF70-200mmF2.8L_ISⅡ )

↑( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )

↑( EOS_R6 + EF70-200mmF2.8L_ISⅡ )

↑お山参詣登山囃子( EOS_R6 + RF14-35mmF4L_IS )

↑( EOS_R6 + EF70-200mmF2.8L_ISⅡ )

↑( EOS_R6 + EF70-200mmF2.8L_ISⅡ )
■場所■
裸参りが行われるのは 弘前市鬼沢菖蒲沢地区 にある 鬼神社というところ。
鬼神社はかつて村を救ったという鬼を祀ったとされる神社だそうです。この地では鬼が農耕の
守護神として崇められており、今でも節分の日に豆をまかない習わしもあるんだとが。
神社境内には大きな農工具が掲げれていたり、狛犬の目が青かったりと、独特な雰囲気のある
神社です。

↑氷浮いてます。( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )

↑少しの間だけ暖を取り、再び冷水の中へ。( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
→津軽地方の神社の鳥居には時々鬼が腰かけてる
■まとめ■
かつて17年前に「白神山地ビジターセンター」の大型映像で観てから、ずっと観てみたかった
「鬼神社 裸参り」 一年で一番厳しい時期に一番厳しい装いで行われる奇祭、凄すぎました。

↑大桶の水をあけ( EOS_R6 + RF14-35mmF4L_IS )

↑青い目の狛犬が見守る中。( EOS_R6 + EF70-200mmF2.8L_ISⅡ )

↑お供え物を本堂から搬出して( EOS_R6 + RF14-35mmF4L_IS )

↑町内回りへとむかいました。( EOS_R6 + EF70-200mmF2.8L_ISⅡ )
→白神山地ビジターセンターで観た「いのち輝く森」
【メモ】
鬼神社 裸参り
開催日:2023年1月22日
住所:鬼神社 弘前市鬼沢字菖蒲沢109-4
電話番号:0172-98-2221(弘前市立自得小学校)
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