3年振りの八戸えんぶり開催

↑えんぶりの日が始まります。@ cino ( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から昨年(2022年)、おととし(2021年)中止だった
「 八戸えんぶり 」が3年振りに開催されました。
「みちのく五大雪まつり」のひとつに数えられる「 八戸えんぶり 」
待ちに待った開催ということで、ネット、SNSなどで沢山の方がステキな写真と詳細な内容を
紹介しているので、私は県外人が観た 八戸えんぶり を紹介したいと思います。
備忘録としてまとめたので要らぬ情報も多いかと思いますが、良かったらご覧ください。
「令和5年八戸えんぶり」
■ みちのく五大雪まつり とは?■
「 みちのく五大雪まつり 」とは、北東北の冬を代表する5つの雪を楽しむイベントのことで、
秋田県横手市 の「 かまくら ( 横手の雪まつり )」 青森県弘前市 の「 弘前城雪燈籠まつり 」
岩手県雫石町 の「 いわて雪まつり 」 秋田県男鹿市 の「 なまはげ柴灯まつり 」、そして
青森県八戸市 の「 八戸えんぶり 」を指して読んでいます。
→「かまくら ( 横手の雪まつり )」( 秋田県横手市 )
→「 弘前城雪燈籠まつり 」( 青森県弘前市 )
→「 いわて雪まつり 」( 岩手県雫石町 )
→「 なまはげ柴灯まつり 」 ( 秋田県男鹿市 )
→「 八戸えんぶり 」 ( 青森県八戸市 )
■ 八戸えんぶり とは?■
その一つ、 八戸えんぶり は1979年(昭和54年)に 国の重要無形民俗文化財 に指定された
約800年続く青森県の八戸市及び周辺地方に伝わる 豊作を願う郷土芸能 です。
冬の間眠っている田の神をゆさぶり起こし、田に魂を込める儀式が起源といわれ、一年で一番
寒いこの時期(毎年2月17日から20日の4日間)に行われています。
八戸市には各地域に えんぶり組 があり、今年(2023年)は31組と子供えんぶり7団体が参加した
そうです。
→青い森BLOG 八戸えんぶり まとめ
■今年は週末含んだ最高の日程■
八戸えんぶりは、曜日に関係なく毎年2月17日から20日の4日間行われます。
平日のみになってしまう年もありますが、今年は2月17日(木)から20日(月)と土日を含む最高の
日程となりました。
初日の2月17日は 児童や生徒が えんぶり に参加・鑑賞しやすくし、郷土への誇りや愛着を育む
こと目的として「 えんぶりの日 」と制定(2018年)されていて八戸市内の公立小中は休みなんで
すって。

↑ 八戸えんぶり の ポスター @ はっち ( EOS_R6 + RF14-35mmF4L_IS )
■ どこで観られる? ■
「 八戸えんぶり 」 期間中は各組が個人宅や商店、施設などを廻る 門付け を行っているため
市内各所で観ることができるのですが、八戸市市庁前や市民公会堂など、決まった場所での
行事としての披露も行われます。
この行事に参加する組は予め決まっており、日によって出演組が変わります。
出演情報などは配布される冊子やHPで確認ができるようになっています。
■ 八戸えんぶり 主な行事 ■
「 八戸えんぶり 」今年の行事と開催場所は以下。
新しい試みもあるようですが例年ほぼ変わりない内容で実施されているようです。
2月17日(初日)
(01) 奉納 : 長者山新羅神社 (観覧無料)
(02) 行列待機 : 長者まつりんぐ広場 (観覧無料)
(03) えんぶり行列 : 長者まつりんぐ広場 ~ 八戸市中心街 (観覧無料)
(04) 一斉摺り : 八戸市中心街 (観覧無料)
(05) 参拝 : 行列終了後 三八城神社 (観覧無料)
(06) 御前えんぶり : 八戸市庁本館前市民広場 (観覧無料)
(07) えんぶり公演 : 八戸市公会堂 (観覧有料)
(08) マチニワえんぶり公演 : マチニワ (観覧無料)
(09) お庭えんぶり : 更上閣 (観覧有料)
(10) かがり火えんぶり : 八戸市庁本館前市民広場 (観覧無料)
2月18日
(08) マチニワえんぶり公演 : マチニワ (観覧無料)
(11) 史跡根城えんぶり : 史跡根城の広場 (根城入場有料)
(07) えんぶり公演 : 八戸市公会堂 (観覧有料)
(09) お庭えんぶり : 更上閣 (観覧有料)
(10) かがり火えんぶり : 八戸市庁本館前市民広場 (観覧無料)
2月19日
(08) マチニワえんぶり公演 : マチニワ (観覧無料)
(11) 史跡根城えんぶり : 史跡根城の広場 (根城入場有料)
(12) えんぶり一般公開 : 八戸市庁本館前市民広場 (観覧無料)
(09) お庭えんぶり : 更上閣(観覧有料)
(10) かがり火えんぶり : 八戸市庁本館前市民広場 (観覧無料)
2月20日
(08) マチニワえんぶり公演 : マチニワ (観覧無料)
(12) えんぶり一般公開 : 八戸市庁本館前市民広場 (観覧無料)
(09) お庭えんぶり : 更上閣(観覧有料)
(10) かがり火えんぶり : 八戸市庁本館前市民広場 (観覧無料)
■ まとめ ■
3年振りの開催とあって、非常に盛り上がった「 八戸えんぶり 」
詳細な歴史や背景、 えんぶり組 のおはなしなど専門的なことは他の方にお任せして、ここでは
県外人が観て単純に楽しんだ「 八戸えんぶり 」を紹介したいと思います。
異なる情報や認識違いがあったら優しく教えてくださいね。 写真多めとなっていますがそれだけ
感動したんだという風に思ってもらえると嬉しいです。 それでは怒涛の10記事行ってみましょう!
【メモ】
令和5年八戸えんぶり
期間 : 2023年2月17日(金) ~ 2月20日(月)
時間 : 朝から晩まで
場所 : 八戸市中心街一体
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