蕪島に春の使者飛来

↑蕪島( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
青森県八戸市の蕪島に春をつげる使者が飛来しています。
「蕪島」
■蕪島とは?■
八戸市鮫町にある蕪島は、太平洋に面する標高17mの陸続きの島。 蕪島の頂上には漁業安全や
商売繁盛の御利益があるといわれる「 蕪島神社 」があります。 2015年に社殿が火災で焼失して
しまいましたが、2020年に立派な社殿が新築されました。

↑鳥居のしめ縄にもウミネコが( EOS_R6 + RF14-35mmF4L_IS )
■ウミネコの繁殖地■
この蕪島は「 蕪島ウミネコ繁殖地 」として昨年(2022年)3月8日に国の天然記念物に指定されて
から100周年を迎えました。 産卵、子育てのため毎年2月中旬ごろからウミネコの飛来が始まり、
4月になるとその数が3万羽ほどにもなるそうです。

↑いっぱいいます( EOS_R6 + RF14-35mmF4L_IS )
■ウミネコバクダン注意■
現在はまだ巣の場所が定まらない縄張り争いの最中なので、事あるごとにウミネコが一斉に飛び
立つ姿が見られます。 空を覆うウミネコと泣き声に圧倒されること間違いなしの状況、ちょっと恐
怖を覚えるくらいの沢山のウミネコが飛ぶ姿は今の時期にしか観られない風物詩となってます。

↑無料の傘( EOS_R6 + EF135mmF2 L)
この時期、特に注意しなければならいのが「ウミネコバクダン」
いわゆる ウミネコのフン が 降り注いでくるんです。 一斉に飛び立った際にはかなりの確率で
ヒットするので、蕪島神社 では参拝者に無料で傘の貸し出しをしているんですよ。
カッコつけて歩いていると「ウン」がついてしまいますからご注意ください。

↑晴れているのに傘をさす風景( EOS_R6 + EF135mmF2 L)
→うみねこバクダンの飛来地でもあります
■5月末にはヒナが見られる■
ウミネコたちはこれから巣をつくり、産卵し、5月中旬になるとヒナのふ化が観られるようになり
ます。 2019年は5月21日、昨年(2022年)は5月22日にヒナの誕生が確認されたそうです。
今年も楽しみですね。

↑ちょっとコワい( EOS_R6 + EF135mmF2 L)

↑お気に入りのポジションがあるようです( EOS_R6 + EF135mmF2 L)
・2月中旬 ウミネコの飛来がはじまる
・4月中旬 産卵がはじまる
・5月中旬 ウミネコのヒナが生まれる
・7月中旬 ウミネコたちが飛び立つ
→カワイイうみねこのヒナ

↑傘が手放せません。晴れているのにね。笑 ( EOS_R6 + EF135mmF2 L)
■まとめ■
今年は4年振りに「 蕪島まつり 」(4月15日・16日)が行われるそうです。
3万羽のウミネコと春まつり、いよいよ青森県にも春到来ですね!
→青森にきて間もない頃(2005年)春のおまつりを観に行きました

↑夜の蕪島もミャ~、ミャ~と賑やかです。( EOS_R6 + EF135mmF2 L)
【メモ】
蕪島
住所:青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2
電話番号:0178-34-2730(蕪嶋神社)
参拝可能時間:9:30~16:00
駐車場:無料多数


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